心感デッサン
心感デッサン
2020.9.18
同種 を 視
『情けなき』と 想ふ 今日
松脂 で 生かされし
片眼よ 愚か を 映すな
静かに 拡がる 銀河系 より
動かざる 此の宿よ 光れ
蟻は 気持ち良く 戯る
わたくしに 恐れなく 集り
『お前達は、皆で あっても
唯一 なので、何処か 似ているな』
わたくし 然別 産まれ堕ちた
時分から そうやう 路 で
浮き草 は ゆらゆら
流離ふ 雲 すら 掴めなひ
仮面 を 剥ぎ 有りの侭
正当 に 生きれば 其処に 非は 無い
ほんたふ の 世界 は
じめたく 暗ひ
魂の緒 が ぶれた時
其を 知るのだ
渡り鳥 が 何時かの
安堵 住まい に 戻り
水草 を まさぐらば
わたくしは 生き物 本来 の 在り方 から
沢山 学ぶべき 事が あろふ
人工物 の 敷 には
子蟹 が 眠り
深ひ 途切れた 意識 へ
潜っても 又 沈み
アンテナは 海を 超越 し
神事 までも 通達 致す
-地 を 見れど 我 在り
天 を 仰げど 我 在り-
忘虚 の 風物
足跡 すら 砂に 消え失せ
『Irrelevant』
何より 似合ふ 者 の 詞
わたくしは 『自然生命』と
心中 通わせる 必要ありき
我 写し 鏡よ
『自然エネルギー』 より
薪 と 燃やし
神 の 恩恵 へと
此の身 を 捧げん と 誓ふ…
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