心感デッサン
心感デッサン
2020.11.25
『・』より 生まれ
開眼し 漆黒の『時』は
宇宙 銀河系 とも
別次元 にて 産声ぞ 燃ゆる
サラサラ 哭く 緑 や
ケラケラ 戯れん 黄 は
『罰 が 下った』
同じ 光 の 元
正しく 境界線を 見せしめん
わたくしは 何処の 駅舎から
やって来て
今 どの 位置に 立つ者か
揃ふ 足並み の
蟻達 とは 異なり
また 写る 顔は
誰とも 同一に 青白きかな
渦巻く 勢ひは
益々 激しく 拡がりて
微塵に 立つ 其の 一律中
わたくしは 確かに
存在してゐるのだが
明滅 か 変幻 なのか
どこかしら 相違し
烏 と 視れば
其の 瞳 に 成り
トンボ が 羽を 震わさば
向かふ 空にて 成り得し
此の 地 に 立たん
わたくしの 足 は
心中 生えれば 尚
どの 『生物』にも 在らず
冷やかな 澄みし
夜 の 弾幕 が 上がるやふに
柔らかき 優しひ
一筋 の 橙光 が
此の 頬 包むが 如く
其の度 わたくしは
"kira kira - kira kira"
自由に 光成 輝けり
胸中 抱けし 心象 とは
色着けじ 『無色透明』に 在ることで
幼子 空 へと
唄 を 捧げ
天は それらを 吸い込み
純風 と 変わりて
各々の 仰ぎ視ん 天 と 成る
『不必要な 物 など
無いのだよ』
もっと 眼を 凝らせば
卑下 など 何処に あらふか
土深き 春 を 待つ者
根 の 先端 すら
素晴らしき 『いのち』が
キラキラ して
神様は きっと
そふ云ふ ものが 好きです
迷ひ 立ち止まり
暗闇 に 頭 掻き乱す 時
貴方に 云おふ
わたくしが
『此処に 居ります』
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