心感デッサン
心感デッサン
2021.1.28
By frogmorton
"泥 に まみれし
刻んだ シワ の 年月よ"
空を 仰げば
きっと 澄んだ 魂 の
往く処 だと 眼にて 降る
尖った 一点 の 光
陽溜まり を
『春は 来たり』 そう 告げて
一片 一枚
柔らかい 輪 に 変え
心 緩かに ほどかれ 赦し
今日 知らせ 無き
来るべき 偶然 に
一喜一憂 しながら 乗り越え
昨日 頂いた 幸には
頭(こうべ) を 垂れ
其の 奇跡 に 礼返 し
明日 起こり得る 険 へ
此を 救って 下さい と
かじかむ 弱き手 を 合わせ
吐毒 を 喰らえば
尚も
明るく 笑うのだ
落ちぬ 汚れは
皆 誰しも 在るのだから
見落とした 足下 に
気付く 瞳 を
償う 涙、 流す 力
そんな
小さき 種 が
沢山 たくさん
この地 に 撒かれ
いつの日か
実を 結び
生命 の 息吹 と 成って
春 大空 吹きわたる
あの 暖かな 優しい 風 と 共に
貴方 を 幸光 へと
導くでしょう
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