心感デッサン
心感デッサン
2021.3.7
by frogmorton
"冬の春
掻き乱す 凍えし 秘めた
無情より"
使える 手など
もはや 無い身に 降りかかる
辛く 痛い 重石
命 を 縒って
藁 の 先 に 火 を 点し
訳も分からず 萎む 新たな 背に 唾 吐かれ
同じ 足に ヒビは 走り
凍える 切命 共に 活き
右往左往 しながら 一秒 刻む
誰しもが 抱える 解放 を
春 の 訪れ に
淡い 陽へと 瞳 光らせ
水仙 が 季節を 教えている
その 姿 を
眼に 写し 空に 描く もどかしさよ
字 を 書く度 に
ペン から 引かれる
黒い インク の 詫びしさ
山が 木が 花が
葉が 空が 生命、輪廻が
"我等を 描(えが)け !!"
わたくしの 頭の中 に
心 や 手 へ
寒風 に 乗せて 叫んでいる
"一生" と 云うことは
恐らく そう云う ことなのだ
『無』 情 『愛』
それぞれ の 涙色 を
拭いては 乗り越え 繰り返し
"無限 ひとつ の 魂
森羅万象 の 神元
其 永遠に 続いていくのだろう"
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