心感デッサン

心感デッサン
2022.3.31
by frogmorton 

"雨靄 冴えぬ 胸 に
 連れて 残り袖 握りし 涙宵"

厳しい 冬 の 白き 影
 寒柳 尚々 青く

朝霧 深し 馬鈴薯 が
 起きても 良いか と 迷い

忘れ難き 小さな 命
 故郷 の 山 にて 咲く日

霞む 峰々 高みから
 虚ろな 瞳 に 吸われ

混沌 に 召された
 幾多 の 希望群 たる 魂

『貴方 淋しき 日 に
  わたくし、一層 淋しく』

夜半の月 くすんだ 顔 に
 見上げれば 箔百夜桜 眩しき

明日は 我が身 か
 散り往くを 投影 す

雫 七色 に 光るは
 望みし 照らす 太陽 なり

不自由 を 自由 に
 袋小路 さながらの 路

身体 ぶれる 魂魄 へ
 愛おしく 憧れて 止まず

浮いて 彷徨えば
 ほんとうぞ 知る

神 に 祈れぞ
 今日一日 の 救い光

春風 吹きとじよ
 暗い 瞼 に 美しき 季節を

染めて いざ
 神導 に 添り

生まれ 往くまで
 真 の 自然法則 に

正しき 理性 を
 生き物 と 共に 参らん  
   
    
 
      
 
  
 
     
 
  
 
 

art chacrol and peam gllary

絵も詩も芸術の全てとして向かいます

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