心感デッサン

心感デッサン2019.11.3

晴れ 時々 曇天

淡い灯りに雨を待つ
 からからに干からびた 此の末路 
四肢脈々 後から後から沸いて出る
 居候の面汚し 此処に在り

くもり 時々 不安定

『私は溶ける』
灯籠に群がる蛾 命をも捨てん
 湧き出づる暗闇から
僅か光を帯びてさざ波煌めく
 自然との不調和を感じ

夕暮れ のち ミスト

『あいうえお』 此だけで十分だと思えた
手を広げて パッと 指を伸ばす
 腕を羽ばたかせて 
1cmかかとが浮いて

雨 時々 闇

此の幻よ 永遠に
 屈折した『らしさ』よ
風船を手放すよふに 
天にてパチンと消えた
 流れろ 毒 夕陽よ笑え

冷え 時々 熱

ヒトがいても 歌うのだ
 もにゃもにゃ 間違えながら
遠吠え 果てしなく 壊したくない 
私の思想 野望 脳内にだけ 
生ける弾ける魂

心感の唄 響け
 
誰が聴かなくとも
野に咲く花々 ざわめくミミズ
 消滅するカゲロウ
様々な 森羅万象に とどろけ

やっぱり私には
 立っている訳がやはりある

死滅 未来 来世
 宇宙の風よ 皆 巻き上げ

貴方の手で そして私の手で
     吹き荒れろ…  
  
   

art chacrol and peam gllary

絵も詩も芸術の全てとして向かいます

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