心感デッサン

心感デッサン 2020.5.7

-ひとつ-

微笑む 花粉に 飛び乗り
 羽虫は 遥か 未開の地平を
目指すのだ

深く 強き 透明の青 に
 漆黒 ギラギラ 光らせ
終わりない いのち 尖らす

わたくしの 一歩は 歪んだ
 泥臭い 火花を 蹴散らし
今だけ 流星群に 成ることを 赦せよ

『obossha nai』

惑星の 裏側 温かい 電波
 時空を 曲げて 釣糸垂らし
小さな 赤 の 点滅 続く

溜まったものが 塊 煙る
 掻いても もがいても 尚
晴れない 霧は 眼を伏せて

困る 平穏の 不協旋律『G』
 天に 巨大な 岩が 浮かぶなら 
わたくしさえ 届く

『chinta korbo na』

打ち寄せた 方舟 誰を待つ
 茂みから 狙うよふな
偉人を 洗い 捲ってみたり

本音探索者 貪る 屍の予言
 開眼 するのが やっとで
恐るる 呼吸を 放つのだ

自己形成 から 零れる 涙
 澄んだ 緑に 変われたなら
果て無き 空へ 身を委ね

銀河系 の 音色に まみれて
 新しい 朝に 洗われ

魂の 集合体 『ひとつ』
 凛を 捲く 其の 燃ゆる

高き 座標を 位置した
 君の 歩みを

わたくしも いざ 踏まん…    
 
 

art chacrol and peam gllary

絵も詩も芸術の全てとして向かいます

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