心感デッサン
心感デッサン
2020.7.5
空の 玲瓏に なびくは
花と知る 此 風の 涙か
ささやかな 悲しみは やがて
天に 届き 輝く 光 成りき
さ迷えど 帯色の 蓮 を 奏でし
父子の 覚悟たる 願ひとは
人として 真っ直ぐに 生きよ と
今、我等に 問ふ日 来たる
さすれば 御身 其処に 捧げん
魂 は 彼の 銀河系にて
ひとつの 芽を ふき
それらは 蒼く 脆き
惑星にて 砕かれんとす 力を 授け
瞬く間に 散る 星の 命より
また 儚く 夢見るが
流れぞ 留まることなかれ
何時しか 大きな 運河と成り
木霊 叫び 煙火の 向こふ
轟く時 初めて 産声ぞ 上げよう
行け 其の 魂魄な 名宝のよふに
善くも悪くも 明るひ 方へ
さながら 夜が 明ける
小さき鳥は 眼を開き
其方 遠方に 向かいます
彼の人 此処に 印す
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