心感デッサン

心感デッサン
2023.1.20
by frogmorton  

"霞 日だまりに 背を丸め
 春は まだかと 想いけり"

昨年 より 年を越した
 枯れ葉 は まだ 此処に居て

ぼやけ 輪郭 の 富士
 峰々 も 白く 染まる 頃

冷えた 道筋を 素足で
 歩く 生き物 幾つも 在り

何時しか 人慣れ した 野鳥が
 白黒 尾を 震わせ 寄って来る

梅 の 蕾 も まだ
 膨らまない うちに

春と 混合 させた 霞雲は
 気分屋で 陽を 隠し

黒を ひんやり 縮こませ
 また 喜びを 与えん

温かな 湧水に 歓喜が 挙がる
 魚の まさに 交響曲

隠し事は 何もなかった
 只、 ひたすら 怯え

明日をも 知らぬ 命 と
 彼方より 呼ぶ 未来 が

鮮血 を 夕焼けに 変え
 流れ 出ずる 帰り道

さすらへど さすらへど
 何処に 往くか 運命 の 星

暁 眼を 覚ませば
 我 発掘 されん

皆に 平等たり
 至福和平 が 訪れん事を

只 ひたすら
  願う 者 成り‥     
   
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art chacrol and peam gllary

絵も詩も芸術の全てとして向かいます

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