心感デッサン
2019.7.31
陽が笑った時点で 脳波静止
鉄塔の『美』が 美しい
同じ処をぐるぐる
頭蓋骨をガンガン振動させる
影絵を造る木陰は 囁き踏まれる
肩の骨が痛いのだ
深い夜に 歯向かって進んだ
体内の50% だくだく垂れて
線引き 勝手に決めた契約
此からが干上がる時期と云うのに
蝉だけは みんみん ジージーと
子供達から隠れる
目眩ましの薄黒は 私自身を
勇気付け 強くし 気配を隠す
とうもろこし畑が果てしなく
地平に真青へ緑々反り立つ
誰の為に生きるのか
知れば知るほど遠くなっていく
寂しさも蛇口から流れた
だから 着ぐるみを脱がねば
地底いよいよ真っ赤に近く
皆 安全圏に居る事実
剥き出しの真実を知るやも
私は 屍を焼く臭いが取れず
無理のもがきも紛失も
ごちゃ混ぜにして困惑し
迫り来る見えない愛憎を直視し
訳も解らず 電球と仲良し
噛み砕け 地団駄を踏め
溜まった泥を吐き出せ
内臓 脳を 噴出させろ
我が身から離脱して
真実の『空』に 遭遇し到達するのだ…
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